突如表れ、Twitterの話題をさらった「あたまのわるいひと」。

瞬く間にネット中に広まり、作者であるニーワルスさんが自らスタンプをリリースしました。
この「あたまのわるいひと」スタンプだけで、リリース直後にはクリエイターランキングで1位を獲得するなど、記録的な大ヒット!

今回は、「あたまのわるいひと」の誕生からスタンプリリースまで、制作秘話を伺いました!
ニーワルス:美大を出てから、ゲーム会社で怒られています。
――「あたまのわるいひと」が生まれた経緯を教えてください。
ニーワルス:micorunさんのこちらのツイートが話題になっていたときに、さらに尋常じゃないほどアホだったらリンゴをどう認識するか考え、便乗してジョーク画像を作ったのが始まりです。
※「あたまのわるいひと」以外の部分はmicorunさんが描かれたものです。
――「あたまのわるいひと」をスタンプにしようと思ったきっかけは何ですか?
ニーワルス:「あたまのわるいひと」だけが何故か単体で一人歩きをし始めてしばらくした頃、「LINE スタンプで海賊版的なものが出回っている」という報告を頻繁にいただくようになり、その対応も兼ねて自分で出しておこうと思ったのがきっかけです。
――スタンプ制作で苦労した点やこだわったポイントなどを教えてください!
ニーワルス:正面を向かせたりしようと最初は思っていたんですが、斜め上を見上げていないとどうしてもアホに見えないので、顔の向きだけ完全に固定しました。統一感が圧倒的だったのでそれ以降は完成までスムーズだった気がします。
それと、シンプルな絵は線に大げさな強弱をつけると生命力が増すので、結構ゴワゴワに描きました。
――簡単に描けそうで意外とバランスが難しいのですが、描くときのポイントなどはありますか?
ニーワルス:顔の輪郭がそら豆に似ているので、そら豆を参考にして描くと大体そら豆になります。
――ユーザーからは「意外と汎用性高いw」などの声も聞かれますね! スタンプの言葉はどのように選定されたのでしょうか?
ニーワルス:実際に使う場面をイメージして言葉を考えるのが一般的だと思うのですが、個人的に想像力の限界を感じたので、友人と実際にしていたおふざけのやり取りをほぼまんま参考にしました。

SNSで拡散される秘訣とは?
――「あたまのわるいひと」を使ったさまざまなネタ画像ができたり、高校生が学校で真似するなど大流行しましたが、作者から見た反響はいかがですか?
ニーワルス:文化祭のポスターに使いたいという要望が学生さんから結構来て新鮮でした。色々な形で波及していく様子は見ていて変な汗が出ましたが面白かったです。
――バズったのはなぜだと思われますか?
ニーワルス:ツイート自体が伸びたのは元の流行にギャップのある内容で乗じたからだと思いますが、数ヶ月経過した後に突然「あたまのわるいひと」が単体で広がった理由はさっぱりわかりません。
ただ、「5000兆円欲しい!」のように、派生コラージュ画像を作りたくなる謎のポテンシャルを秘めていたという要因は大きい気がします。
――ネットでバズるにはどのような要素が必要だと思われますか?
ニーワルス:理屈で言えば、何か投稿するときに、『それを見て共感してくれる精神状態の人間がたまたま大勢ネットをしているタイミング』を狙うという事なんでしょうけど、そんなものは見極められるわけがないので、基本的には運だと思います。
ただ、Twitterは拡散力がピカイチなので、ネットで広めたいときは必須です。あとは、常に旬の話題を把握できるようにしておいたら良いのかもしれません。
――ノートやトートバッグなど、グッズの反響はいかがですか?
ニーワルス:実家に送りつけたらキレられました。
――今後、「あたまのわるいひと」の第2弾や新キャラのスタンプを作る構想などはあるのでしょうか?
ニーワルス:まだちょいちょいあるので、まとまり次第放流する予定です。
――ニーワルスさんがよく使うスタンプを教えてください!
ニーワルス:usoさんの「現実が直視できない USAGI」です。
全体から漂う”ヤバいやつっぽさ”の中に垣間見える健気さと頑張って日々を生きている感じに心打たれます。

――最後に、クリエイターとして今後チャレンジしたいことを教えてください。
ニーワルス:最近体力の衰えが著しいので、本格的な筋トレを考えています。
――鍛えあげられた「あたまのわるいひと」を期待しています。ありがとうございました!

ニーワルス
曲や絵をこさえて喜んでいるネットユーザーの一人。
普段はTwitterにいる。
Twitter:https://twitter.com/niewals

瞬く間にネット中に広まり、作者であるニーワルスさんが自らスタンプをリリースしました。
この「あたまのわるいひと」スタンプだけで、リリース直後にはクリエイターランキングで1位を獲得するなど、記録的な大ヒット!

今回は、「あたまのわるいひと」の誕生からスタンプリリースまで、制作秘話を伺いました!
「あたまのわるいひと」はこうして生まれた!
――これまでの簡単な経歴を教えてください。ニーワルス:美大を出てから、ゲーム会社で怒られています。
――「あたまのわるいひと」が生まれた経緯を教えてください。
ニーワルス:micorunさんのこちらのツイートが話題になっていたときに、さらに尋常じゃないほどアホだったらリンゴをどう認識するか考え、便乗してジョーク画像を作ったのが始まりです。
https://t.co/unsf6L7bY3
— 2÷す (@niewals) 2017年10月23日
大元本家様スタンプ
— 2÷す (@niewals) 2017年5月30日
※「あたまのわるいひと」以外の部分はmicorunさんが描かれたものです。
――「あたまのわるいひと」をスタンプにしようと思ったきっかけは何ですか?
ニーワルス:「あたまのわるいひと」だけが何故か単体で一人歩きをし始めてしばらくした頃、「LINE スタンプで海賊版的なものが出回っている」という報告を頻繁にいただくようになり、その対応も兼ねて自分で出しておこうと思ったのがきっかけです。
【お汁らせ】そういえばなんだかんだで頭の悪い人LINEスタンプ自作ました 実用的なのが2枚くらいあるのでよろしければどうずぃじお https://t.co/pA900iperI pic.twitter.com/kvEp6O0UYz
— 2÷す (@niewals) 2017年10月7日
とにかく"アホっぽさ"を追求して制作。
――スタンプ制作で苦労した点やこだわったポイントなどを教えてください!
ニーワルス:正面を向かせたりしようと最初は思っていたんですが、斜め上を見上げていないとどうしてもアホに見えないので、顔の向きだけ完全に固定しました。統一感が圧倒的だったのでそれ以降は完成までスムーズだった気がします。
それと、シンプルな絵は線に大げさな強弱をつけると生命力が増すので、結構ゴワゴワに描きました。
――簡単に描けそうで意外とバランスが難しいのですが、描くときのポイントなどはありますか?
ニーワルス:顔の輪郭がそら豆に似ているので、そら豆を参考にして描くと大体そら豆になります。
――ユーザーからは「意外と汎用性高いw」などの声も聞かれますね! スタンプの言葉はどのように選定されたのでしょうか?
ニーワルス:実際に使う場面をイメージして言葉を考えるのが一般的だと思うのですが、個人的に想像力の限界を感じたので、友人と実際にしていたおふざけのやり取りをほぼまんま参考にしました。

SNSで拡散される秘訣とは?
――「あたまのわるいひと」を使ったさまざまなネタ画像ができたり、高校生が学校で真似するなど大流行しましたが、作者から見た反響はいかがですか?
ニーワルス:文化祭のポスターに使いたいという要望が学生さんから結構来て新鮮でした。色々な形で波及していく様子は見ていて変な汗が出ましたが面白かったです。
――バズったのはなぜだと思われますか?
ニーワルス:ツイート自体が伸びたのは元の流行にギャップのある内容で乗じたからだと思いますが、数ヶ月経過した後に突然「あたまのわるいひと」が単体で広がった理由はさっぱりわかりません。
ただ、「5000兆円欲しい!」のように、派生コラージュ画像を作りたくなる謎のポテンシャルを秘めていたという要因は大きい気がします。
予想外に一人歩きしてる
— 2÷す (@niewals) 2017年9月14日
――ネットでバズるにはどのような要素が必要だと思われますか?
ニーワルス:理屈で言えば、何か投稿するときに、『それを見て共感してくれる精神状態の人間がたまたま大勢ネットをしているタイミング』を狙うという事なんでしょうけど、そんなものは見極められるわけがないので、基本的には運だと思います。
ただ、Twitterは拡散力がピカイチなので、ネットで広めたいときは必須です。あとは、常に旬の話題を把握できるようにしておいたら良いのかもしれません。
――ノートやトートバッグなど、グッズの反響はいかがですか?
ニーワルス:実家に送りつけたらキレられました。
使えば使うほど頭が悪くなるノートです 購入可能(非推奨)https://t.co/F2AZ8y3uv5
— 2÷す (@niewals) 2017年9月17日
※無駄に高解像度に描き直した pic.twitter.com/MPxxD3C4MI
――今後、「あたまのわるいひと」の第2弾や新キャラのスタンプを作る構想などはあるのでしょうか?
ニーワルス:まだちょいちょいあるので、まとまり次第放流する予定です。
――ニーワルスさんがよく使うスタンプを教えてください!
ニーワルス:usoさんの「現実が直視できない USAGI」です。
全体から漂う”ヤバいやつっぽさ”の中に垣間見える健気さと頑張って日々を生きている感じに心打たれます。

――最後に、クリエイターとして今後チャレンジしたいことを教えてください。
ニーワルス:最近体力の衰えが著しいので、本格的な筋トレを考えています。
――鍛えあげられた「あたまのわるいひと」を期待しています。ありがとうございました!
プロフィール

ニーワルス
曲や絵をこさえて喜んでいるネットユーザーの一人。
普段はTwitterにいる。
Twitter:https://twitter.com/niewals
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